2008/03/25
主婦のイメージって?
皆さんは「主婦」っていう言葉を聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか?戦後生まれの女性がまだ独身だった70年までは、仕事を持っている女性は少なく、ほとんどが専業主婦。
人々が考える主婦のイメージも、家事、料理、育児、家計のやりくりに関してのものがほとんどでした。ところが70年代に入って女性像は大きく変化し、家庭に閉じこもっている女性は、まるで能力が無いとでも言い出しかねないほどの空気が一部に出てくることになります。
こういった変化は、60年代後半にアメリカで起こったウーマンリブ(Women's Liberation/女性解放運動)が、70年に日本に飛び火したことも大きく影響していますが、この運動は、後に男女雇用機会均等法の制定に大きな役割を果たすことになりますので、この時代が女性の生き方にとって大きな転機であったのは間違いありません。
この変化が訪れる直前の69年に72万部以上の発行部数を誇っていたのが、この度、廃刊が決定した「主婦の友」。最近の発行部数は7万5000部ほどだったと言いますから、よくここまで頑張ってこられたものです。
と言うのも、4大婦人誌と呼ばれた「婦人倶楽部」「主婦と生活」「婦人生活」は、最盛期で合計600万部発行されていましたが、現在は既に廃刊、最後まで残っていた「主婦の友」もこの5月発売の6月号
が最後の号となります。言い換えれば、このカテゴリーの読者はピークの1%ちょっとに縮小してしまっているということもできるわけです。
最初の質問に関連しますが、「主婦」という言葉から感じられる年齢ってどれ位でしょうか?もともと、これらの婦人雑誌は、家事や育児に不慣れな30代の主婦がメインターゲット。でも、私たちが考える主婦のイメージはもっと上の年齢となっており、結果、最近の購読者は主婦業のプロ、と言うか、一線を退いた50代以上の女性だったそうです。
ここまで、ターゲットがずれてしまうと、雑誌も売れるハズがないわけですが、ひょっとしたら「主婦」っていう言葉自体がほとんど死語に近い状態になっていることもあるのかも分かりません。そうなると、編集部の責任と言い切れない部分もありますので、少し同情してしまいます。
自分が「主婦」だってことを思い起こすことも、たまには良いかも分かりませんね。その為にも是非最終号だけでも買っておかれては如何でしょうか。
アイラブブランド
小西清貴
Posted by 小西 at 21:21 │Comments(0) │TrackBack(0) │
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