2007/12/04

偽装する食品メーカーとむとんちゃくな消費者と過熱するマスコミの関係

止まらない食品の偽装表示。先月末にミスドが賞味期限が切れたシロップを使用したと発表、謝罪したと思ったら、先週はマクドまでサラダの製造年月日を改ざんした事実が発覚しました。

謝罪会見を見ていると、一旦は「言い訳」、その後、世論に叩かれて「謝罪」するというケースが多いようです。視聴者から見ると一見、往生際が悪いように思われますが、当事者からすると、それなりの言い分があるようです。

偽造表示には2種類ありますので、少し整理して考えると、1つは内容を騙して記載するというもの。ミートホープや皮内地鶏、船場吉兆が鹿児島産や佐賀県産の牛を「但馬牛」などと偽って販売した事件がこれにあたります。

もう一つは、「消費期限」や「賞味期限」を改ざんするケース。消費期限は、お弁当やサンドイッチなど5日以内で悪くなる食品に表示される期限。傷みやすいので、必ず期限内に消費する必要があります。賞味期限は牛乳やハム、冷凍食品、即席麺などに表示され、その期限までは「おいしく食べられる」ことを意味します。期限を過ぎてもただちに食べられなくなるわけでなく、この期限は、およその目安だと考えるべきです。

これらの表示に関しては、農水省が所管するJAS法に基づいてなされているわけですが、この法律には「製造日」までは記載の義務はなく、製造日はあくまで消費期限を補足する役割です。

厳密にいうと、マクドや赤福餅、白い恋人達は、製造日さえ記載しなければ、法律に違反することもなかったというわけ。それが証拠に、食品衛生法的に「一切、問題なし」との結果が、製品そのものや、製造、流通を調査した厚生省から発表されています。

著名なブランドばかりがクローズアップされていますが、農水省に寄せられる告発情報は、一ヶ月に700件近くあるようですから、裏を返せば、ほとんどの食品メーカーが関係している構造的な問題、と言うか、習慣だと思われます。

そういった状況を考えると、製造日の改ざんに関しては、健康被害が出たと言う話もほとんど無く、実際にはあまり神経質になることもない、と言うか、マスコミの騒ぎ過ぎの気があるようです。(同じ材料を使っていれば、今日箱詰めしても、明日しても同じ消費期限な訳ですから、あまりとやかく言う必要もないかと思いますが・・)

それはそうと、こういった食品を購入した消費者の管理体制となると非常にむとんちゃく。冷蔵庫の中に消費期限が過ぎた食べ物を発見することは良くあることではないでしょうか。

牛乳の場合、ほとんどが賞味期限が表記されていますが、低温殺菌牛乳では消費期限の場合もあります。(スーパーで確認してみて下さい。)また、お豆腐は購入後、2~3日で食べきるのが基本。ペットボトルの飲料に至っては、開封後2時間ほどで飲料に適さなくなるそうですから注意が必要です。

メーカーには正しい表記をお願いしたいものですが、私たちも食物を無駄にしないように、必要な分量のみ購入する、古くならないうちに食べきる、週に一回は冷蔵庫内の整理をするなどを実行したいもの。食品に関しては、安いからといって買いだめすることの無いように注意して下さい。

アイラブブランド

小西清貴

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コメント

福岡県のせんべいで有名なもち吉でも賞味期限を半年も(作り置きして出荷日を起点として賞味期限を印字)15年間にわたり、改ざんと隠蔽をくりかえしている。組織ぐるみの改ざんであり、首謀者は東野取締役である。

| 内部告発 | 2007/12/04 14:17 |

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