2007/05/22

小麦色の肌は不健康のシンボル?

ドラッグストアの店頭で大きなスペースを陣取っているUVケア商品。「絶対、焼かない!」「美白」などのコピーとともに、乳液タイプやジェルタイプ、最近ではスプレータイプ、また、専用のクレンジングまで登場しています。

「小麦色の肌は健康のシンボル」なんて言われたのは、今は昔となっており、1998年には、母子健康手帳から「日光浴」のすすめが消え、現在では皮膚の弱い赤ちゃんを直射日光に当てるなど、もってのほかという考え方が定着しています。(昔の日焼コンテストは何だったんだ!)

日焼のメカニズムを簡単に説明すると、太陽光に含まれる紫外線(正確にはUV-B)が表皮のDNAを傷つけ、細胞から炎症を起こす物質が出ます。その物質が真皮に到達すると血流が増え、皮膚が赤くなります。その後、1週間ほどで死んだ皮膚が剥がれ落ちますが、これ以上のダメージがあると大変ということで、細胞が黒っぽいメラニンという物質を作り出し、皮膚を守るという仕組み。

メラニンそのものは、紫外線から皮膚を守る大切な物質ですが、この流れが繰り返されると、細胞の修復が追いつかずシミとなって残ってしまうようです。

ご存知の通り、こういった障害は年齢を重ねるとともに現れるとされていますので、UVケアはできるだけ幼いうちから始めておいたほうが良いとされています。

日焼先進国と言うより、皮膚ガンの発生率の高いオーストラリアやアメリカでは「ノーハット・ノープレイ(No Hat No Play)」と言って、帽子をかぶらない子供は校庭で遊ぶことを禁じているところもあるのだとか。

また、比較的安全と勘違いされているふしのある日焼サロンも、仕組みは同じで、EUの調査によると日焼サロンによる紫外線が原因で死亡する人が、英国では年間100人に達しているそうです。(15歳以下の使用を禁止している国もあります。)

冬の間は、美白がオシャレと関連付けられて宣伝されていましたが、本格的な夏を迎え、安全対策としての美白を考える必要が出てきました。

もっともらしいことを書いてはいるものの、先日、石垣島へ行ったお陰で、体中の皮がボロボロめくれており、カッコが悪くて半袖が着れない状態の私。こうなってからケアしても、ほとんど効果がないそうなのでくれぐれもご注意下さいね。

アイラブブランド

小西清貴

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