2007/02/27

1800万円のバッグ!

この春、エルメスが14万8000ドル(約1800万円)のバーキンを発表し、話題になっています。製造されたのは世界で12個だけですが、既にウエイティングリストには多くの顧客の名前が載せられているようです。(クロコダイルの素材で留具にパヴェダイヤが散りばめられています。)

非常に、稀なことかと思いきや、ボッテガヴェネタからは7万8000ドル(約940万円)のバッグが発表されており、こちらも店頭に並ぶ間もなく完売。

ディオールなども300万円以上するバッグを提案していますが、それとは別に「メイド・トゥ・メジャー」というオーダーメイドのサービスを10年前からスタートしており、こちらは天井知らずのお値段。

ルイヴィトンなどでも超破格の値段でオーダーする人がいるらしく、WWDによると「トランクに金の内張りを施して欲しいと言われたら、それに応じる用意がある」んだそうです。

(格差問題という次元を超え、贅沢三昧で暮らし市民によってギロチンに掛けられたルイ16世とマリーアントワネットを思い出してしまいます。)

一部のお客様の病気とも言える物欲を満たす為に、高額な作品を販売することに文句を付ける立場にはありませんが、せめて値段に相応しい品物であることは保証して欲しいと思います。

と言うのも、先日、中国浙江省がルイ・ヴィトンの革靴を検査した所、基準を満たしていないとして焼却処分。また、上海市工商行政管理局が高級デパートで販売されている40ブランドの衣料品を検査した結果によるとシャネルはホルムアルデヒド含有量のpH値が超過、アルマーニの革ジャケットに至っては染色強度の不足で撤去が命じられました。

59品目を検査して不合格は25製品、内、ヨーロッパから輸入されたブランド品が24製品だったそうですから、ちょっと深刻。(と言うか恥ずかしい!)中には90万円の品物も混ざっていたそうです。

同局では「高級ブランドは品質保証の根拠にならない」と結論づけているようですが、メーカー側でも、今一度、原点に返った物作りを心がけて欲しいものです。消費者の立場としても、高いから良いという視点ではなく本当に良いものを見分ける賢い目が必要だということでしょうか。

アイラブブランド

小西清貴

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