2006/10/17

「ちょいダメ男」と「アイタタ女」

先週のコラムでベストセラー以外のニッチな品物に注目が集まっているというロングテールの話題に触れましたが、そういった嗜好の変化は人間の人気度にも当てはまるようです。

建前よりも本音を語り、自分の欠点もさらけ出そうというブログ社会の倫理観が一因となっていると思われますが、エンタ界を見回しても、昔ながらの非の打ち所の無いスーパーヒーローやヒロインが活躍する映画やドラマは少なくなっており、最近はルックスは良いものの、ちょっと個性に問題を抱えた男女の登場が目立っています。

そんな中、エンタメ界のキャラクターから人気者(モテる人)の条件を探ろうという記事が、今月号の日経エンタテインメントに特集されていました。

「男と女の新モテ基準」と言うもので、具体的には「ちょいダメ男」と「アイタタ女」という人物像として紹介されています。

ちょいダメ男の代表としては、ライフカードのCMを演じるオダギリジョーや、「結婚できない男」の阿部寛、「電車男」など。

アイタタ女には今月スタートの「だめんず・うぉ~か~」や「のだめカンタービレ」の主人公(それぞれ藤原紀香、上野樹里が演じています)また、バラエティで活躍する梨花や青田典子などの名前も登場しています。

彼、彼女達に共通しているのは、人生を前向きに生き、仕事も一生懸命、しかし呆れるほど無防備で、ちょっぴり天然、と言った感じが見て取れます。また、オシャレに関心が高いというのも両者の特徴の一つ。

ちょいダメ男が「女性と話すのがあまり得意じゃない」としているのに対して、「アイタタ女」は「失恋経験が結構ある」というのも興味深い特徴です。

ニートやフリーターの増加から、何となく「あきらめ感」が漂っている現代社会ですが、結果を考えずに一生懸命頑張る「ちょいダメ男」「アイタタ女」を目指すことによって、意外と素敵なロマンスが生まれるかもわかりませんね。

アイラブブランド

小西清貴

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