2005/11/29
ちょっぴり抵抗がある「下流社会」って
最近週刊誌でよく見る「下流」という文字。ご存知の方も多いと思いますが、発売から2ヶ月で40万部が売れているという三浦展さんの文庫本「下流社会」から来た言葉です。
アマゾンの書評では、決して良い評価とは言えなかったのですが、内容のリアリティさに同意する人が多いのには驚かされます。
統計手法には少し問題はあるように思いますが、自分の生活レベルを評価したアンケート調査で、団塊ジュニアから下の比較的若い世代で、自分は「下流」だと答えた人が大きな割合を占めているという内容となっており、その下流層が固定化する傾向が問題視されています。
(つまり下流層の子供は下流、上流階級の子供は上流というヨーロッパ型のロジックです)
確かに昔は国民の大部分が自分のことを「中流」と答えていましたから、大きな時代の変化には違いありませんし、この本が若い世代を中心に売れているのも何か複雑な感じが致します。
しかし、その言葉から受けるイメージとは裏腹に、多くの「下流」に属する人々からは困窮した生活観はなく「軽くヤバイ」という感覚を持っているものの、その気楽さを楽しんでいるというのが、この本のもう一つの結論となっています。
また、別の質問で興味深いのが、自分は社交的だと答えた人の割合が「上流」で42%、「中流」が20%なのに対し、自分は「下流」だと答えた人の中では9%に留まっています。
筆者は、このことからコミュニケーションが苦手な人が下流に陥りやすいという仮説も説いています。
(そう言えば、最近、話し方のハウツゥ本がやけに目に付きます)
確かに、電話で会話するよりメールの方が気楽という人が増えており、リアルな付き合いを鬱陶しく思うことも多いのかも分かりません。また、近所付き合いがほとんど無い現代社会において、人と上手く付き合っていく能力を磨くのも実際のところ難しいかも分かりません。
いずれにしても「面倒くさがり」「へそまがり」「自分勝手」はご法度。これらは普段の装いにも現れますのでご注意下さい。ファッションに関心を持って、思い切りオシャレしてみれば「下流」でも心は豊か!
また、そこから抜け出すチャンスも巡ってくるかも分かりませんね。
Posted by 小西 at 23:41 │Comments(0) │TrackBack(0) │
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