2005/11/01

2006年春夏パリコレクションから

ファッション誌には先日パリで行われた2006年春夏コレクション(パリコレ)の模様が色々と取り上げられていますが、数シーズン前からの傾向であるリアルクローズ(普段でも着れそうなデザイン)に加えて、シンプルな「ドレス」が多数登場し、ファッションがどんどんクラシックな傾向に向かっていることが見て取れます。

一方、ヴィヴィアンウエストウッドや、その影響を受けたコムデ・ギャルソンの川久保玲、アンダーカバーの高橋盾などは、ロンドンや東京を意識したアヴァンギャルドな提案。「カルト」っぽい雰囲気を醸しだす演出が、退屈なショーに一石を投じるものとしてバイヤーやプレス関係者から大きく注目されているようです。

また、ヘアスタイルやメイクアップも今年の秋冬と比べ驚くほど変化しており、なかなか興味深いものがあります。

今年の秋冬のヘアスタイルは、セット力のあるワックスでボリュームを出したり、均一でないスタイルによってバランスを楽しんだりというのが一般的。それ以外にも、しっかりとカールを施したウエーブヘアーなども目立っていましたが、来年の春夏には一転して「ストレートロングのまとめ髪」。懐かしいポニーテールで登場したモデルが目に付きました。

今までのメイクアップの主流は「スモーキーアイ」(アイホールに色を何度も重ねて、男性を誘惑する目力を持たせるお化粧です)だったのが、こちらもいきなり「ヌードカラー」。

色目を極端に抑えたメイクで、リップもナチュラル色。過去の女性のセクシーなイメージから、無機質で未来的?な雰囲気が主流になっています。

個人的にはさらさらヘアーは悪くないと思いますが、ジェンダーフリーの世の中を象徴するような省エネファッションは、日本人女性にはちょっと物足りない提案かもわかりません。

そんな中、バッグ、ベルト、シューズなどのレザーアクセサリーには今までに無かったような新しい提案が成されています。ファッションの中でそういった小物達の重要性が高まっていることも新しい発見ですね。

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