2005/10/18

同じ品物なのにちょっぴりデザインが違うヴィヴィアンのアクセサリー発見!

ブランドメーカーにとってデザインと共に重要になるのが何処で生産するかということ。高い技術を持ったメーカーとのタイアップがあって初めて世の中に認められる製品が完成します。

最近、ヨーロッパの多くのブランドが中国に製造基地を移行するという動きを見せておりますが、ブランドにとっては非常にリスクのある決断で、それなりの準備と努力が必要なことは言うまでもありません。

ロンドンでパンクを生み、そのファッションというか思想を社会現象まで高めたヴィヴィアンも世界で認められるようになったのは84年に、パートナーであるカルロ・ダマリオ氏とイタリアへ移住したことが大きなきっかけとなっています。

ヴィヴィアンが会社として発展していく為には、イタリアでの製造が不可欠という強い信念を持っていたダマリオ氏は、今もヴィヴィアン社の重役で、彼が築いた工場とのパートナーシップもまた現在に受け継がれています。

(具体的には、レザーコレクションは「Braccialini社」レッドレーベルやMANコレクションは「Staff社」、シューズ担当「MEG」、ネクタイ、マフラーは「Albiseta社」がその製造を担当しております。いずれもイタリアを代表する老舗メーカーです。)

アクセサリーに関しては、ロンドンの本社が直接製造を担当しておりますが、ダマリオ氏が心配したとおり、こちらの方は現在でも色々と問題を抱えております。

最近では、フランスの工場(ディオールのジュエリーを製造している会社)に製造を委託したはいいのですが、英国の工場とデザインに違いが認められ、同じアイテムを複数の工場で製造する難しさをまざまざと思い知らされる結果となっています。

(当社だけではくロンドン・コンドゥイットストリートの本店でも、同じ品物でデザインに差異のある品物が並んで売られていることを確認しております。しかしながら「どちらか好きな方を選んでください」と言ったアッケラカンとした対応には、これが問題だという意識はまったく無いようです。)

そんな大らかさがヴィヴィアンらしいという暖かいご意見もあるでしょうが、輸入をしている当社にとっては大問題。細部に仕様の違いがあっても決して偽物ではございませんので何とぞご了承お願いします。

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